昨日『シン・エヴァ』の特報2が公開された。AVANT1から2週間足らずというスパンでまた新たな映像が公開され、ファンとしては興奮せざるを得ないだろう。本編の公開が2020年6月である旨も明記されており、ますます楽しみになってきたのではないだろうか。

今回の特報については映画館での予告、エヴァ公式アプリEVA-EXTRAに加えてYouTubeでも視聴可能だ。未試聴の方はぜひとも観てほしい。



また本記事では最新作の冒頭映像である『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版』の視聴を前提としたものがあり、またネタバレにもなりかねないためアヴァンを観ていないという方はこちらもEVA-EXTRAにて視聴することをおすすめする。

AVANT1に関する軽い考察も済ませているため、こちらも併せて読んでもらえればありがたい。
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さて今回の映像についてだが、最も注目すべき点はシーン・カット表記にある。「Sn○○○ C○○○」といったようなものが各カットの合間に一瞬だけ挟まれており、アルファベットから察するにそれぞれシーン(Scene)とカット(Cut)を意味するものと考えてまず間違いないだろう。すなわちこれらを順に並べることである程度の話の流れが分かる(かもしれない)ということになる。

シーン・カット表記に注意して映像を見ていくと、各カットが前後ばらばらに繋げられたものであることが分かる。いやそもそも予告動画といったものはカットがバラバラな場合が圧倒的に多いわけで、並べ直すことができるものの方が少ない。これは有力な情報になるはずだ。

並べ直しとそれに伴う考察に関しては後述するとして、まずは映像の順序に従って確認するとしよう。全14のカットをもとに、シーン・カット表記を見出しとして話を進めていく。

ちなみに今回の映像はBGMに合わせてカットが切り替わっているのも特徴的だ。それも単に切り替わるだけでなく、カットの合間合間に黒地のシーン・カット表記が挟まれているため、この切り替えがより鮮明かつリズミカルに感じられるという効果も生み出している。

Sn299 C001: 新2号機 (引き)

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いきなり登場するのが2号機だ。とはいっても『Q』のときとは比べものにならないほどにその姿が変容しており、AVANT1での8号機以上に大幅な改造が施されている。全身が後付けのパーツで覆われており、頭部から右手にかけてのラインだけが露出している。さながら遠山の金さんだ。

背後には大量の何かが蠢いており、数やサイズ感からして量産機もしくはインフィニティのなり損ないと見ていいだろう。空母とともに行動していることからも、今回もヴンダーとの共闘でインパクト阻止に臨んでいることが分かる。

背負っていた装備を一度切り離して降下したのだが、なぜかその装備はまた上昇してきている。正直何がしたいのかよくわからないので放置しよう。

新装備について詳しく見ていくと、背中にはバックパックのようなものがあり、全身はダークグリーンの装備で覆われていることが分かる。明らかに後付けされているパーツ類のおかげでとてつもなく重装備だ。

そして両手で抱えるほど大型の銃まで持っており今までのエヴァとは全く異なる様相を呈しているのだが、実はこれらは先日公開されたAVANT1の中で登場している。まずはバックパック、こちらの下部パーツに関してガイナ立ちマリの右奥の格納庫に収納されているものを使用していると思われる。
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ちなみに上半部のミサイル発射口のような箇所にはひとつひとつに"KAZUCH"と見られる文字列が記されている。ネットで軽く調べた感じではどうやらドイツ語圏の姓として存在するらしい。となると考えられるのはメーカー名だろう。創業者の名前を社名にすることはよくあることで、下部パーツ同様にこちらもユーロNERVから回収したものとするならばドイツメーカーのパーツを用いていてもおかしくはない。
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両手で抱えている武器はAVANT1ラストのカットの左奥にあるものとみて間違いない。さらに2号機の胴体を覆っている装甲だが、こちらを見てなにか思うことはないだろうか。そう、J.A.(ジェットアローン)である。
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AVANT1公開直後からファンの間では騒がれていたJA-02がここへきて使用されるのである。AVANT1を見た当初はJ.A.を改良した機体だとばかり思っていたのだが、今回2号機の装備として使われている事実と照らし合わせると、末尾の02は"2号機用"と捉えることもできる。

つまりは「J.A.をベースに建造された2号機専用の装備パーツ」ということだったのではないだろうか。実際2号機はもともとユーロNERVが所有していた機体なので、専用パーツがパリに存在する可能性は十分あり得るのである。

AVANT1においてアンチLシステム起動後には「2号機の新造に必要な部位をかき集めて」というマヤのセリフとともに作業に取り掛かっており、まさにその時に回収されたパーツを利用することで2号機はこうしてまた登場するというわけだ。

J.A.とくれば気になるのが時田シロウだが果たして彼やその組織"日本重化学工業共同体"は登場するのだろうか。話の中核を担わないまでも、画面の隅にちょこっと顔だけ出演なんていう遊び心くらいはあると信じよう。
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Sn002 C018: アスカ&レイ

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場面は打って変わってアスカとレイが映し出される。アスカが手に持っている機械は『Q』ラストで彼女が持っていたものと似ており、彼女がレイとともに行動していることからもこのカットは『Q』直後のものと推測される。
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ただしアスカのプラグスーツに少し変更点がある点だけが気がかりだ。『Q』ラストの時点での彼女のスーツは肩が白色だったのに対して本映像内では黒くなっている。だからといって何が分かるわけでもないがとりあえず記しておく。

Sn054 C010: レイ

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こちらはレイ単体のカット。これといって動きもなく一度まばたきをするだけというものだ。無表情なのは相変わらず。あとレイちゃんかわいい。

Sn299 C001A: 新2号機 (寄り)

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再度2号機が登場。TV版の弐号機とは違って新劇場版では特徴的なツノが追加されたデザインへ変更された2号機だが、ここへきてそのツノがさらに立派になっていることがはっきりと分かる。この特徴的なデザインはあの新2号機に他あるまい。

2017年8月鎌倉で開催されたぼんぼり祭りにて、庵野監督直筆のぼんぼりが掲示されて話題となった。これまでのものとは明らかに異なるデザインの2号機には"新2号機"と銘打たれており、まさに今回の映像で見られたものと同じデザインだ。

 
先ほどのJA-02による鎧のような装備も相まって武士のようなデザインになっている。それこそ8+2号機のようにマゴロクソードでも振りかざせば様になりそうだ。また最初のカットでは今一つ分かりづらかったのだが、手に持っているものは機関銃のようだ。銃身は3本で弾帯のようなものも確認できる。ここまで装備を固めても武器はあくまで普通の域にとどまっているのはエヴァらしさを感じるところだ。
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またツノに限らず気になるのが眼だ。4つある眼のうち右上だけが欠落しているのが確認できる。ライトが消えているわけではなく、眼そのものが見当たらない。Qで四肢を失った2号機が五体満足となるまで復活しているというのに、眼だけは1つ足りない状態というのはどうにも腑に落ちない。

確かに『Q』冒頭での登場シーンでは右上の眼を覆うような形状のカバーが施されていたためあの時点で既に損傷していたと考えることもできるが、点灯こそしているため外れてしまっているとは考えにくい。エヴァの眼というのは回復が望めないほどにデリケートなものなのか、はたまた修復はしたものの『シン・エヴァ』における戦闘で損傷したのか、詳しいことは不明だが気になるところではある。
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こうやって改めて見てみると、8号機はこの時の状態からほぼそのまま腕周りを新設しただけでAVANT1に登場したのに対して、2号機は丸々造り直すほどの修復ができていることが分かる。それだけに、眼だけは損傷しているというのはやはりどこか引っかかる。
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ちなみにこちらのカットでは2号機が寄ってきて眼のアップまできたところで場面が切り替わる。エヴァではお馴染みの演出だ。新劇場版のみならずTV版時代から使われてきたものなので、同じようなものがないか探してみるのも面白いかもしれない。

Sn002 C010: シンジ&レイ&アスカ

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車道を歩く3人。誰が見ても分かる通りシンジ・レイ・アスカだ。レイとシンジがバッグを背負っていることからも、これは『Q』直後のカットで間違いないだろう。肩を並べて歩くアスカとレイに対して少し後を追う形で歩みを進めるシンジという構図になっている点にも注目したい。

場所は間違いなく日本なのだが、3号機の暴走が起こったところに似ているような気もする。田んぼのある山間部で、それには似つかわしくないほどに立ち並ぶ電柱がどことなく似た雰囲気を醸している。果たしてどうだろうか。
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Sn299 C002: ヴンダー (正面)

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ヴンダー率いる艦隊が正面より迫ってくるカット。ヴンダーの底部が頭をかすめるのではないかと思うほどに大胆なカメラワークとなっている。

Sn299 C003: ヴンダー (側面)

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視点が切り替わって今度は艦隊の側面を映す形となる。首の無いエヴァが手前を横切り背後には見慣れた同心円、間違いなくインパクト発動中のカットだ。やはり今回もヴンダーによるインパクト阻止が展開されるのだろう。どのような戦闘になるのか見ものだ。

Sn143 C003: レイ&冬月

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レイの横顔とその奥に冬月が確認できる。冬月がいるということや特徴的な照明の具合からも、NERV本部内のカットであることは間違いないだろう。レイは眼を見開き髪も乱れており、冬月は光の加減からか目元は見えないもののその表情はどこか厳かだ。

この2人の組み合わせというだけでも色々と想像ができようが、このただならぬ雰囲気も含めるとやはり冬月がレイに(クローンである等の)真相を伝えている場面であると考えられる。明らかに水色をしている髪色からも、ユイではなくレイであることは間違いないはずだ。

その中でもやはり綾波レイ(オリジナル)である可能性が高いだろう。なにせあれだけ大量に存在するクローン体の1人に話したところで大した意味もなさそうであるし、髪の乱れようからしてサルベージ直後の状況であるとも考えられるからだ。

Sn105 C002: 第13号機 (寄り)

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アップで映されるのはエヴァ第13号機。胸元に2本の槍が刺さっていることからも、『Q』でフォースインパクトを発動した後に回収されたものと思われる。さすがに機体のデザイン面では変更はなさそうだ。

Sn105 C001:第13号機 (引き)

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先ほどのカットを引きで映したものとなる。手前に映っているのはゲンドウか冬月のいずれかだろうが、どちらともとれるような描写のため後ろ姿だけではよくわからない。

奥で第13号機が設置されているのは初期型の制御システム。『Q』で冬月がシンジに対してユイの真実やゲンドウの思惑を伝えた場面でも同様のものが登場しており、表面の模様や固定用のワイヤーに至るまで細部も全て合致している。

初号機を制御するためのシステムに第13号機を当てはめることができるというのは、つまり第13号機が初号機と同等の存在であることを意味しているようにも思えるが真相やいかに。
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Sn134 C017: マリ

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AVANT1でもお目見えしたマリちゃん、手を振る先にいるのはシンジかそれともアスカか。ここでは彼女のプラグスーツが大幅に変更されていることに注目したい。これまで基本的にピンク一色にだった彼女のプラグスーツだがこちらは首元~肩と手の甲がグレーで襟がピンクと今までにない。

AVANT1では『Q』とは少し異なるもののスーツを着用してのだが、こちらともまた明らかに違う配色となっている。ユーロNERV復旧後に8号機を再度改造することに伴ってスーツも変更されたと考えていいだろう。となるとやはり8+2号機が登場することになるか?期待が高まる。
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Sn109 C002:シンジ

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シンジが見つめるのは愛用のS-DAT。『Q』ラストでレイが拾ってくれたものだろう。TV版から通して彼が肌身離さず持っていたと言ってもいいS-DATは、重要な場面で幾度となくメタファーとして使用されてきた。

特に再生されるトラックに関しては有名だろう。『序』から『破』中盤までは25曲目と26曲目を行き来していたものが、『破』でマリと出会うことにより27曲目へ移行、さらに『Q』でカヲルに修理してもらうことで28曲目へと突入している。

これは様々なきっかけをもとにTV版とは違うストーリーが進行していることを暗に示したものであるが、『シン・エヴァ』では果たしてその数字がどう移り変わるのか注目したいところだ。

Sn115 C003:ミサト&リツコ

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相変わらず表情の硬い2人。さして代り映えしない印象だ。リツコの背後には"SPACESUIT and PLSS"と書かれている。宇宙服と精密照準爆撃装置とのことだが、もしや『シン・エヴァ』でもまた宇宙戦闘が繰り広げられるのだろうか。いやさすがにないか。

Sn136 C003: カヲル&シンジ

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ついにカヲル君が帰ってきたのだ。単なるシンジの回想シーンかもしれないなどという無粋な考えはこの際一旦おいておこう。これはもう全エヴァファンの待望と言っても過言ではなかろう。薄々気づいてはいたものの、いざこうやって登場を目の当たりにすると感激してしまうものだ。

とは言っても彼の復帰を手放しに喜ぶこともできそうにない。というのも『シン・エヴァ』でのカヲルと『Q』のカヲルは別個体である可能性があるからだ。『破』で月面に複数の棺が確認されているように、カヲルはレイのように複数体用意されているものというのが通説だ。

ということはレイ同様に見た目こそ同じものの記憶までは引き継げないのではないかということになる。せっかく大好きなカヲル君に再会できたのに『Q』でのことは一切覚えていないなんてことになるとまたシンジ君が落ち込んでしまうではないか。

柔和な笑顔を見せるカヲルに対してシンジの表情は晴れないのもどこか引っかかる。その展開だけはどうにかして避けてほしいものだ。どうあっても最後くらいはシンジ君に笑顔になってもらいたい。それがたとえ旧劇的結末であっても。

順序整理

全てのカットについて一通り解説を終えたところで、今度はシーン・カット表記をもとに並べ直してみる。末尾のカッコ内の数字はもとの映像での順番だ。この流れを見たときに分かることを軽く補足していこう。
  1. Sn002 C010: シンジ&レイ&アスカ (5)
  2. Sn002 C018: アスカ&レイ (2)
  3. Sn054 C010: レイ (3)
  4. Sn105 C001: 第13号機 (引き) (9)
  5. Sn105 C002: 第13号機 (寄り) (10)
  6. Sn109 C002: シンジ (12)
  7. Sn115 C003: ミサト&リツコ (13)
  8. Sn134 C017: マリ (11)
  9. Sn136 C003: カヲル&シンジ (14)
  10. Sn143 C003: レイ&冬月 (8)
  11. Sn299 C001: 新2号機 (引き) (1)
  12. Sn299 C001A: 新2号機 (寄り) (4)
  13. Sn229 C002: ヴンダー (正面) (6)
  14. Sn229 C003: ヴンダー (側面) (7)
ちなみにこの14という総カット数を見てふと思ったのが"13の次"だということだ。『Q』で新たに登場したのが第13号機で、その次の数字はは14。まあさすがに14号機が出るとまでは言わないが、『Q』から一段階進んだことくらい表してるように思わなくもない。恐らく深い意味はないだろう。忘れてくれ。

AVANT1の続き

まずはSn002の2カット。シーンナンバーについて考えたときに、AVANT1に関してはSn001になるであろうことから、その次であるSn002はそこから直接つながっていくシーンであることは容易に想像がつく。

【補足】
1シーンに10分強も使うのはあまりに強引すぎるとのご意見をいただいた。確かに言われてみればその通りで、完全に盲点であったため反省。ここのシーンナンバーの整合性やAVANT1からの繋がり方に関してはまだ考察の余地ありとさせてもらう。
【補足終】

AVANT1ラストの「待ってなよ。ワンコくん」というセリフからもシンジがWILLEと合流できていないことが分かるため、この繋がり方と合わせて考えると、ユーロNERV復旧作戦とシンジたちの放浪は同時並行で進んでいるものと予想される。

『Q』ラストでアスカが手にしていた機械はL結界密度を測定するもののようなので、L結界密度が低くリリンが活動できる場所を目指せば、アンチLシステムが発動しているパリへと自ずとたどり着けそうだ。

シンジとカヲルがWILLEに?

Sn109~Sn136の4カットに注目してほしい。各キャラが一瞬映るだけではあるがシーンナンバーからするにこれらは比較的近い位置にあるカットであることが分かる。加えてその背景が似通っていることからいずれも同じ場所、つまりはヴンダー内部のものである可能性が非常に高い。

これはつまりシンジとカヲルがWILLE側につくことになることを表しているのではないだろうか。『Q』での彼らの反応を見るにNERVに対してはいい印象を持っていないことは明白であるので、WILLEに寝返ることは十分考えられる。

インパクト阻止

Sn299に関しては同じシーンでカット違いが4つ登場している。しかもカットナンバーを見るにほぼ間があくことなく繋がるようにすら思える。(ただしSn299 C002より前の位置にSn299 C001B以降のカットが存在する可能性は十分ある)

しかもこれらは全14あるカットの中でも特に尺が長い4カットだ。他に関しては本当に一瞬だけのものもある中で、画像ではなく映像として公開されているのはやはり重要な場面がゆえなのだろう。インパクト阻止は2号機とヴンダーによって行われると考えてよさそうだ。

ただそうなると8+2号機の扱いがどうなるのかという疑問が残る。そもそも予告詐欺状態で全く出てこないのであれば諦めもつくのだが、AVANT1における「ニコイチ型2号機の新造とオーバーラッピング対応型8号機への改造」というセリフからはどうも8+2号機が登場しそうな気がしてしまう。

にもかかわらずクライマックスと思しきシーンで登場するのは2号機単体ときたもんだから困惑せざるを得ない。この状況から8号機とくっつけるというのはさすがに無理があるだろう。

となれば8+2号機はこれより前の段階で登場することになるのかと思うのだが、そうなると2機を一度くっつけて8+2号機とし、その後再度引きはがして2号機でインパクトに臨むなんてことになりかねない。それはそれで難しそうだ。

ちなみにこのシーンはどう考えてもクライマックスと思われるだろうが総シーン数が未知数のためはっきりとしたことは言えない。極端な話、Sn1000まである中の299かもしれないという可能性がある以上は『シン・エヴァ』でどの位置にあるのかはわからないのである。

ここに関しては更なる続報を待つとしよう。

Qリピート説

そしてこれらすべてを総合して考えたときに『Q』と展開が似ているということが分かるだろうか。ここで注意しなければいけないのは、シンジとカヲルがNERVからWILLEへ転向しているという点だ。この1点とそれに伴って変更される部分を除けば、大筋ではQと同じストーリーをなぞっているように思える。

奪還・復旧作戦から話が始まり、NERVやWILLEの現状についての説明フェーズを挟んで最終的にインパクト発動と流れがそっくりだろう。もちろん細かい部分でも共通点は見られる。

まずはSn105における第13号機のカット。前述した通り初期型制御システムが『Q』と同様の画角で登場する。全く同じコンテを使いまわしているとさえ思えるほどだ。相違点はシンジがいるかどうか。となればあの後ろ姿は冬月なのかもしれない。

次にSn143 C003、レイと冬月のカットに関しても『Q』で冬月がシンジに真相を告白した時を思わせる状況となっている。もちろん『シン・エヴァ』ではNERVにはシンジがいないため、語る相手はレイとなっているわけだ。

Sn136 C003ではワイシャツ姿でシンジとカヲルが語らい、Sn299で2号機とヴンダーによる作戦が実行されるのもまた『Q』を踏襲している。たった14という少ないカットの中だけでもかなりの共通点が見られるのだ。

このようにNERVにおいてシンジが不在でありながらも『Q』と同様のストーリーを辿っていることから考えられるのは、『シン・エヴァ』が「シンジがWILLEに肩入れしたときの(『Q』と対になる)世界線」として描かれるかもしれないということだ。サードインパクト後にシンジがNERVを選べば『Q』の世界線、WILLEを選べば『シン・エヴァ』の世界線へと分岐しているという具合だ。

カヲル君は基本的にシンジ大好きマンなので彼が行く先にとりあえずついていくだろうということで、シンジ君がWILLEを選べば一緒にWILLEにつくはずだ。それもまたシンジ君の選択の結果と考えらる。

ちなみに『Q』のサブタイトルは"YOU CAN (NOT) REDO."である。信じるか信じないかはあなた次第。

最後に

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昨年公開された特報に続く形での第2弾は前回以上に濃い内容であった。先日の映像がAVANT1であったことを考えると"AVANT2"が存在する可能性は考えられるし、特報とは別に予告が公開されるのも間違いないだろう。

本編公開はもちろんながら、こういった情報解禁に関してもこれからが楽しみでならない。